'97 オーストラリア メルボルンを目指して南下せよ!
Four Faces of Australia

Update 1997/3/26


2月28日
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2月28日 ブリスベン観光、ブリスベン泊。
3月01日 ブリスベン→エアーズロック
 4:30  チェックアウト、国内線ターミナル Domestic Terminalへ
 6:10  QF506 ブリスベン Brisbane(6:10)→シドニ Sydney(8:35)


「OFF-PEAK SAVER TICKET」フル活用の旅

 


 
 この日の旅はブルスベンの1日公共交通機関乗り放題のチケットを買うことから始まる、ガイドブックによると公共交通インフォメーション・センターで売っているようだが、そこを発見することが出来ない、そこでマイヤー・センターの地下のバス・ステーションに行き、そこの(i)で相談すると、バスやフェリーに乗った時に運転手から買えと教えられた。確かに街を走るバスの側面の広告番には「BRISBANE ON $4 A DAY. ADULT OFF PEAK SAVER. UNLIMITED OFF-PEAK CITYBUS, CITY CAT AND FERRY TRAVEL」と書かれている。
 
 ブリスベンは蛇行する川に沿って出来た街で、平地は予想以上に少なく、「川と丘の街」と表現するのが最も合っているように思える。町中を抜けた私はビクトリア・ブリッジを渡って、サウスバンクに向かう、サウスバンクは以前に行われたエクスポの跡地を公園にした所で、写真のようにエントランスは美しく整備された広場で、ここの隣りの劇場ではこの日「オペラ座の怪人」が上映されていた。またこの広場の奥には有料の熱帯の植物園があるようだが、無料で歩ける部分でも十分に熱帯を感じることは出来た。
 
 そして、サウスバンクの船着き場から「CITY CAT」と呼ばれるフェリーに乗り込む、このフェリーは結構スピードが出る最新型のフェリーらしく、見た目より多くの人が乗れ(定員150人位かな?)、前と後ろが展望座席になっている。フェリーに乗り込む時は改札はなく、船内でチケットを買う、この時「OFF-PEAK SAVER TICKET」というと、磁気テープの付いたカードがもらえる、これで市内を走るフェリーとバスが1日乗り放題となる。このチケットはフェリーでは乗るたびに船内のグリーンのカドーリーダーに通すだけでよく、これを忘れて乗り降りしても何にも言われない、またバスの場合も乗車の時にカドーリーダーに通すだけでいい、特にバスの場合は、前乗りで2列で乗車するのですが、1列は運転手にその場で料金を払う列、もう一方はカドーリーダー利用者のみとなっており、大半の人は料金を払うので、このカードを持っていれば、バス停が込んでいても列ばずにすぐにバスに乗り込むことが出来る。
 
 フェリーは15分おきくらいに船着き場にやってくる、何隻かのフェリーが川の右岸と左岸に設けられた船着き場に交互に泊まりながら、設定されたコースを常に往復している(フェリーの航路図)ようである。このフェリーはブリスベンの市民にとっても便利な交通手段なのだろうが、観光客にとっても素晴らしい観光手段であり、多くの観光客がこのフェリーでの航路1周旅行をしているようであり、私はSOUTH BANK - RIVERSIDE - NEW FRAM PARK - BRETTS WHARF(折り返し) - QUT GARDENS POINT と途中下船しながらフェリー・ミニ・トリップを楽しんだのだが、すれ違うフェリーには前の乗船の時一緒だった観光客が乗っていて手を振ってくれたりする場面もあった。
 
 フェリーに乗っていると、川沿いの景色は商業地には高層ビルが林立し、商業地を離れると、高級住宅地が立ち並ぶといったように変化があるが、その変化の中でも緑はどこにでも多くあり、住むならこんな所がいいなとふと考えてしまう。そのフェリーの旅を一度終え、 QUT GARDENS POINT で下船すると、QLD UNIVERSITY OF TECHNOLOGY の脇を抜けポタニック・ガーデンに入る、この公園はかなり広く遠くに高層ビルが見えるが、園内は熱帯の植物で満たされ別世界のような雰囲気がある、そしてのんびりと休みながら園内を歩いて行くと街の中心部に出る。
 
 街の中心部で昼食を済ませると、アデレード・ストリートにある緑のバス停から、10Cのマウント・クーサ行きのバスに乗り込む、このバスは40分間隔で走っており、川沿いを走ったあと小高い丘の住宅地を抜けマウント・クーサの山頂に作られた展望台まで向かう。この展望台からはブリスベンの市内が一望でき、ブリスベンが蛇行した川の回りに発展した街であることが実感出来るし、緑の多さも再認識出来る。ここには多くの観光バスも訪れ、バスが到着するたびに展望台は人で溢れるが、市バスで行けば時間を気にせず自由に見学出来るのでグッドです。マウント・クーサからの帰りのバスでは、途中で山の中腹にある学校の女子学生が大勢乗り込んでくる、女子学生は日本も同様だがうるさく、甲高い声が頭に響く、川が見えた所でバスから逃げるように下車し、市内に向かう方向とは逆のバスをバス停で手を上げて止めて乗り込む。私の乗り込んだバスは11番のクイーンズランド大学行きで、最初はどこかフェリー乗り場で降りようと思ったのだが、バスは川から離れて丘の上に上がっていくので、諦めて終点の大学まで行くことにした。
 
 クイーンズランド大学の校内には(i)の案内図がいたる所にあるので、迷うことはない。私も学生に見えるかな? なんて考えながら学内を散歩していると、学内にフェリー乗り場があることも分かりひとまず安心する。大学の午後はサークルの活動時間なのだろう、広い学内に点在するグランドでは多くのスポーツの練習風景を見学できるし、芝生の上では昼寝や読書をする学生や、チアリーディングの練習をしているグループもいる、私のお奨めは校内のシアターで、私が覗いた時は演劇をやっていました。それから学内でちょっと気になったのは、各所にエマージェンシー・コール・ボタンが設置されていることで、学内の治安が悪いのかなって頭をかしげてしまいました。
 
 結構長い時間大学内をうろつき回り、夕方学内のフェリー乗り場からフェリーに乗り込み、中心部に向かう。午前中に乗ったフェリーの客層とは違い、この船には自転車を持ち込む学生や、家に帰る教員などの姿が目立つ。フェリーはまだ川でボートの練習をしている人たちがいる中を、かなりの速度で走る、この西側の航路はあまり停泊地がなく、甲板で風を受けているとフェリーに乗っているというよりは、モーターボートで川下りをしているかのような錯覚に陥る。
街の中心地である NORTH QUAY の船着き場についたのは5時半、この時間になるとブリスベンの街は店じまいを始め、人々は足早に帰路につく、国情の違いなのだろうか、早めに夕飯の準備をしていないと、高級なレストランでなら別だが、食い物にありつけないことになる。
 
 今日の夕食用の食材を買い込み、夕暮れの街をブラついていると、シティーホールの前に自転車の軍団がたむろしている、その中心を覗いてみると、この集団の中心にさきほどフェリーの中に自転車を持ち込んでいた女性がおり、彼女がこの軍団のリーダーのようである。「何をするのかな?」 ふと考えると、今日は金曜日だし、以前「メトロポリタン・ジャーニー」でやっていた、NYでの車使用に抗議する自転車パレードじゃないだろうかと思えてくる、案の定6時になると、彼女の指示で自転車軍団がアデレード・ストリートに飛び出すと、帰路を急ぐ車の流れを遮断し悠々とパレードを始める。ブリスベンでもこんなことやってるんだなぁと思いながら、私はホテルに向かう。
 そして次の日、まだ暗い中4時に起きだし、荷物をまとめて宿を出る。タクシ−を拾えなかったトランジット・センターまで行って5時発のバスを使おうと思っていたのだが、町中には多くのタクシーが走っており、すぐにタクシーを捕まえ空港までいくことが出来た。これで、楽しかったブリスベンでの3日間も終わりとなる。


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