「エーゲ海クルーズとエジプト10日間」

Egypt & Greece
Update 1997/2/22

6日目

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12月29日(日)
07:15   モーニング・コール
朝食   ホテル バイキング
08:15   ホテル出発
朝     アスワン観光
○ オベリスクの石切場
 ● オベリスクの石切場入場料      EL10(*T)
 ● コーヒー              EL5
11:30   アスワン発(MS136)
  座席8A
12:45   カイロ着
昼     メンフィス観光
○ ラムセス2世の巨像、スフィンクス
 ● ミト・ラヒーナ入場料        EL14(*T)
昼食   屋外レストラン
 ● ジュース追加料金          EL 6
午後    サッカラ観光
 ● ミネラル・ウォーター(中)     EL3
○ 階段ピラミッド
 ● 階段ピラミッド入場料        EL20(*T)
<OP>ナイル川ディナークルーズ
 ● ナイル川ディナークルーズ      $50
 ● ビール追加料金           EL7
 ● コーヒー追加料金          EL5
宿泊 カイロ ラムセス・ヒルトン 1217号室
 ● ミネラル・ウォーター(大)     EL4.5
   ■ 使用金額           $50  EL 29.5


 
 ここ2日続いた早朝起床から解放され、朝食の後ホテルの回りを散策する時間もあった。今日も快晴、気温18゜、ホテルを出発してまず、昨日キャンセルされた未完のオベリスクの石切場へ向かう。ここは単なる石切場跡と考えていると大間違い、カルナック神殿を訪れた人にとっては、あの神殿の中にそびえ立っていたオベリスクが大地から今切り出されようとしている現場に遭遇出来るうえに、そのオベリスクに上がることもできるのである。(もしかするとこのオベリスクの上に上がることは禁止されているのかもしれない、私はさんざんオベリスクの上を歩き回った後で、他のガイドにそこをどけと怒鳴られた。)それにしても、この地でオベリスクとして成形され切り出され、ナイル川を下りルクソールのカルナック神殿に建てられたということを考えると、昔の人のやることの壮大さに恐れ入る、あの時代は今のように飛行機で1時間という時代ではないので、今に当てはめれば、神殿を作るためにその材料を南極から持ってくるようなものではないだろうか。
 石切場から空港に向かう途中の砂漠で、バスは一度停まり砂漠の砂採りが行われた、この辺の砂漠は我々が想像するような砂漠ではなかったが、バスが停まった一部だけは、サラサラした砂のある砂漠であった。話は余談となるが、よく我々はサハラ砂漠というが、現地語ではサハラが砂漠なので、我々は砂漠砂漠と言っていることになる。そして、エジプトは大サハラの東に位置し、エジプトの西部は東サハラということになる。
 <写真 オベリスクの石切場>
 アスワンの空港に着くと、昨日と同じようにカイロへの飛行機がいつ出発するのか分からない状況だった。みんな昨日の件で慣れてしまったのか静かに待合い室に散らばり、ひたすら出発のアナウンスを待ちながら、お土産屋をひやかして歩いたりしている、そんな時急に待合い室でマカレナを踊り出す欧米人が現れ、みんなそれを見ながら笑顔を見せる、みんなエジプトの時間に完全に慣れたようだ。
 この待ち時間にガイドさんとも話ていたのだが、エジプトの観光のハイシーズンは12月〜2月、しかし通常でも時間にルーズであるエジプトでは、ハイシーズンはルーズな人々に無理矢理忙しさを押しつけるのだから、時間はメチャクチャになる。3月〜4月にかけては砂嵐で町中が黄色に染まり、交通機関はすぐにストップするし、カメラやビデオといった精密機器はすぐ壊れて観光にならない。5月から11月までは暑くて、日本人には酷な季節。となるとベストシーズンはやっぱり12〜2月、この期間に時間にゆとりを持って旅行することがベストとの結論に達した。
 <写真 砂漠での砂採り>
 飛行機は結局1時間30分遅れ、カイロに着いてからラムセス2世の巨像、スフィンクスを見学し、サッカラの階段ピラミッドにたどり着くころには、太陽は西の空で弱々しく輝く時間になっていた。ここにくるまでのエジプトの田舎の風景もよかったが、荒涼とした砂漠の中のピラミッド群は朽ち果てているが味がある、写真にある階段ピラミッドの他にも近くに数基あり、ここから遠くにあるピラミッド群が点々と砂や埃で霞んで見える。ギザのピラミッドを見たら、ぜひこのピラミッドも見て対称的な二つのピラミッド群を比べて欲しい、私は個人的にはこちらのピラミッドの方がよいと思う。
 スケジュールは押しまくっており、午後のフリータイムは中止。サッカラのピラミッドの後、絨毯学校に立ち寄りより絨毯の販売があり、ホテルに帰っても休む時間もなくナイル川ディナークルーズに向かう。私は結局エジプトで行われたOPにはフル参戦だった、クルーズ船はヒルトンと船着き場の間を2周し、ナイル川河畔の景色もよく、船内でのベリーダンスなどもよかったが、しかしナイル川ディナークルーズは、楽しみにしていた夕食がバイキングでがっかり。  でも楽しかったのは、ホテルの戻った時に別れたはずのオラさんがディナークルーズにも参加してくれ話が出来たことかな。オラさんは観光のハイシーズンのためエージェントが忙しく、急遽借り出された模様で、エージェント、ガイドは休み無く分刻みで動いてる、オラさんは明日は3時起きでルクソールに向かい、僕たちが回ったのと同じルートでガイドをするので、今日は休みたかったとぐちをこぼしていましたけど。
 <写真 アスワンの空港>
 そこで最後に、オラさんとの話でいくつか解けたエジプトの謎を紹介します。1)エジプト人は大半が甘いものが好きで、男女を問わず甘いものをよく食べる、そのために太った人が美男・美女ということになる。オラさんは痩せており、甘いものもあまり好きではないようで、この風潮を好ましく思っていないようだった。またこの日のベリーダンスのダンサーは添乗員さんが言うには、今まで見た中で一番痩せて奇麗だった(日本人から見たら)とのことだが、オラさんはその評価を否定していた。2)エジプト人は夜が始まるのが遅くて、夜更かしが好きである、このためディナークルーズは2回目(我々の乗ったのは7時発の1回目)がよいとのことだった、確かに夜景は奇麗だったが、多くのマンションの明かりはまばらだった。3)深夜の結婚式の謎について、普通の結婚式は夜始まる、つまり現地の夕食の時間に合わせて始まり、その場所はホテルや、街角のレストラン、民家だったりするが、食べて飲んで、さんざん夜更かしして、最後に新郎新婦はホテルの写場で写真を撮って終わる、だから夜中や早朝に結婚写真を撮っていてもなんの不思議もないのである。4)エジプトには敬虔なイスラム教徒はそれほど多くない、毎日毎回欠かさずお祈りをする人は仕事を持っているひとでは殆どいなく、週に2〜3回が多いのではとのことで、オラさんに至ってはここ数カ月1回もお祈りをしたことがないそうである。
 <写真 サッカラのピラミッド>


<写真 ナイルクルーズでの夜景とベリーダンス>

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