99年夏のヨーロッパ周遊紀行
Update 2000/1/30
4.Bologna, Italy
私がボローニャ向かったのは8月の始め。ニースからまずミラノに向かい、ミラノからボローニャ行きの列車に乗る。ユーロパスを使っているので冷房完備の特急にのることも出来るのだが、それほど急ぐ旅ではないので、各駅停車の列車に乗り込んだ。
その列車ではミラノの駅を出てから少し後悔する、今日の気温は35度以上、車内は窓を全開にしても窓から入り込んでくるのは熱風で気休めにもならない。そんな中で列車の向きが変わる度に直射日光を避けるように席を移動し、熱い風を全身に浴びながら、同じ車内の人から貰った冷たいビールを飲んで過ごす、イタリアでもこんな日は珍しいのか、イタリア人もぐったりとしている。
ボローニャに到着し、ホテルの部屋に入った時に、こんなに冷房っていいものかと実感する。冷房で体を冷まし、再びボローニャの駅に向かうとウィーン行きの手段を探す。しかし、さすがにバカンスシーズンに前日や前前日の予約は不可能に近いらしい、希望していた夜行はこの数日間は寝台もクレッシェンドも満席でキャンセル待ちも入らなかった。結局、飛行機も取れず、数日後の午前にボローニャを出て、夜にウィーンに着く列車で移動することになった。
こうして予想以上にボローニャに滞在することになり、この間にF1のアイルトン・セナの亡くなったマジョーレ病院に行ったり、フェラーリの本拠地マラネロへ行った時はちゃんとカメラを持っていったのですが、モデナ、パルマ、フェラーラなどに行った時は完全に街歩きで、日本では駅を降りれば目の前には大型スーパーがあって、パンチンコ屋から音楽と喧噪が聞こえてくるって感じなんだけど、イタリアの都市は駅を降りるとそこはすごく静かで、乗車待ちのタクシーが数台停まっているが、ドライバーはやる気なさそうに車から離れ休んでいる、駅前の一番大きい通りを歩いて行くと10分程度でその街の中心の広場にたどり着き、そこから少し狭い路地に入っていくと、タバコ屋があって、次の角を曲がればカフェ、そしてその先に行けばまた広場のドゥオモの尖塔が見えるはず、なんて感じで自分ではイタリアのこの周辺の街には大分慣れたなぁ、なんて思って歩いてました。
そして、オーストリアへの移動の日、ヨーロッパ中はエクリクプス(ECLIPSE:日食)の話題で持ちきりで、アルプスの北側は完全日食だったようですが、私がちょうどベネチアの駅で見たときは8分欠け程度で、暗くなることはありませんでした。